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秘めたあの夜に戻る

春にしては毎日寒くて呻きながらここ数日過ごしております。寒いよう

 

さて。

KERA! と Gothic&Lolita bible の紙媒体休刊を受けて… 本当に悲しいです。それでも時代は流れていて逆らえないのだけども、それでもそれでも。わたしはあの中で青春を送っていた。あの場所がわたしの生きる術だった。と思っています。高校生の頃に初めてKERA!を買って、翠ちゃんの美しさに衝撃をうけたのを憶えています。その頃から世界に真っ逆さまに堕ちてしまいました。

小さい頃から可愛いものフリルのものが好きだったけれど、内気で周りと違うものを纏ったり行うことを躊躇う性格であったし、目立つことも好まないけれど人と全て同じなのはしっくりこなくて息苦しく、自分とは?世界とは?と考えていた小中学校時代。中学生のとき、mezzo piano のお洋服をテストで良い点を取ったら買って貰えたのがすごくすごく嬉しくてお勉強がんばりました。その頃からやっと、自分の好きなものがしっかりと輪郭をもってきて、それを纏うことも好きだということへの自信もでてきました。人の顔色を伺ったり、嫌われるのが怖くて、人と同じものを買ったり好きになるふりをしたり。人の真似をすることばかりだったわたし。大嫌いだったわたし。それでも世界は捨てたものではなく、素敵な巡り合わせを与えてくれる。高校生になったわたしは書店でKERA!に出会い、生きる力を貰いました。わたしがわたしであるための術。ロリータのお洋服はお高くて、全て揃えることは難しかったけど、少しずつ集めていきました。頭ものからブラウス。好きなものが溢れていて、思い描くものが実現していることが夢みたいでした。ラフォーレ原宿にも行ったり、G&L bibleスナップにも参加したり。とても素敵な一生涯の思い出。わたしは今はもうお仕事にも就て社会人となり、よい年になってしまったのですが…APのお洋服などゴスの世界で生きています。ずっとこれからも好きでいることを誇りに思い、自信を持って好きを続けていきたいです。散々書いていますが、かくいう私も雑誌離れをした一人なのです。ツイッターで雑誌も買う人がいなければ発行できない。ブランドも買う人がいなければ次のデザインを考えることもできないと仰ってる方がおりました。雑誌を離れた理由はいくつかあるのですが、立ち読むだけでは全く力になれない。悲しむ権利もないのではとも思ったり。好きなだけではダメだということも痛感しました。これからのわたしができることは、ブランドの存続なども考えるとしっかり原価でなるべくたくさんお買い物をすることくらいかなと思います。セール等では、まだ若いロリータさんたちがめいっぱい素敵なお洋服を楽しめるように…と。永遠に在って欲しいと切に願います。

 

雑誌がない(デジタルに移行とのことですが)ということは情報発信がそれぞれのブランドSNS等がメインになるということでしょうか。なんというか、また仄暗い秘密の闇夜にロリータが舞い戻るようで不思議とそれらしい気もしています。今はロリータという言葉が乱用されていて、ポップでキャッチーなもののように扱われている気がしているので…。モデルさんの起用もただ可愛く美しい女の子にロリータ服を至極当然のように着せていて、腑に落ちない思いもなかったと言えば嘘になります。浮かない思いも悲しさも虚しさも、すべての表現がロリータなのだから。それを云えばマジョリカマジョルカの方向転換もそう。今の、ただ「かわいい」だけで晒されていることがやるせなくなっていたのも本当だから。原点に還るのは良いことのように思うのです。異様で陰鬱で。美しくしなやかに。わたしたちは還る。いつかまた会える日まで、ということにいたしましょう。

 

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 昔のスナップ。コーディネートも滅茶苦茶だし今ではわりと黒歴史なのですが、よき思い出として遺しておきたいと思います。

 

長々と書き殴ってしまいましたが、全くまとまっていないので読みにくかったことと思います…。乱文失礼いたしました。お詫び。

 

 

蘭子